クレジットカードのリボ払い、使い方を間違えると危険!
クレジットカードのリボ払いは、今月の支払いが厳しい時に
「あとリボ」にすることが出来るため、便利で助かります。
しかし、使い方を間違えると…とんでもないことに!
その理由について今回はお伝えします。
◇リボ払いはカード会社が儲かる仕組み◇
リボ払いにすると当然のことですが、金利や手数料がかかってきますので、
カード会社からしたら、どんどん使って欲しいと思っています。
また、加盟店からの手数料収入の収益にもなりますので、
カード利用者の金利・手数料と合わせて2つの収益になるのです。
一括払いやボーナス払いと比べると、かなりカード会社には利点があると
感じずにはいられませんね。
◇クレジットカードの支払い方法の種類◇
クレジットカードの支払い方法には4種類あります。
・一括払い・ボーナス一括払い・分割払い・リボ払い
この中で金利や手数料がかからないものは、一括払いとボーナス一括払いですが、
分割払いとリボ払いには金利・手数料がかかってきます。
カード会社によっても異なりますが、約15%〜18%の金利・手数料が
かかってきますので、かなり高い負担を強いられることになります。
◇リボ払いと分割払いの違い◇
同じように金利・手数料がかかってくる、リボ払いと分割払いの違いとは
いったい何でしょうか?
一番の違いは、分割払いは回数が決まっていますが、
リボ払いは特に決まっておらず、後回しにしているだけなので、
下手すると「返済期間長期化」になり、「いつまでも支払いが終わらない」
という、ちょっと恐ろしいことになりかねません。
リボ払いは毎月決まった固定額、例えば1万円なら支払い残額がゼロになるまで
1万円を支払い続けるわけですが、毎月買物とかで2万円をリボ払いにしたら
支払いが終わるどころか、ますます支払う額が膨れ上がります。
また、リボ払いのやっかいなところというか、分かりにくいところは、
今現在、どれだけリボ払いが残っているのかということです。
きっちりお金の管理が出来るなら良いですが、
何となく「今月も払えないからリボ払いにしちゃえ」と続けると
いつの間にか、多額の借金をかかえるなんてことにもなりかねません。
リボ払いにする時は、慎重にした方が良いですね。
◇リボ払いを続けて借金地獄◇
実際にリボ払いを続けていて、何百万もの借金を背負い、
カード破産する人も多いようです。
消費者金融でお金を借りる時は、「自分は今から借金をするんだ」
という意識があると思いますが、リボ払いは借金感覚がないのです。
これが一番怖い、恐ろしいことです。
現在もし、リボ払いにしている人がいるなら、今一度見なして
ムダな出費がないか、本当に必要な買物かなど検討してみてください。
払える状態であれば問題ないですが、カード会社の儲けになるだけだと
リボ払いには出来るだけしないようにしましょう。
◇まとめ◇
クレジットカードのリボ払いの怖さが少しは伝わりましたか?
買物は自分の収入範囲でする、節約できるところはする、
お金の管理はキッチリすることで、リボ払い地獄や借金地獄にはなりません。
でも、クレジットカードは本当に便利なものではありますので、
支払える範囲で上手に活用していきましょう。