「福神漬け記念日」カレーライスに欠かせない理由とは?
子供も大人も大好き「カレーライス」ですが、いつも隣に添えられている「福神漬け」が名脇役になった理由ってご存知ですか?
7月29日「福神漬けの日」の由来と共に、その理由を見ていきましょう。
◇「福神漬けの日」が7月29日に制定された理由◇
福神漬けの名前の由来から七福神にちなんで、7(しち)29(ふく)の語呂合わせを「福神漬けの日」と制定しました。
ちょうど夏休みに突入した頃なので、子供たちにもカレーライスと共に、この福神漬けを食べてもらうという狙いもあったようです。
◇福神漬けは7種類の野菜から作られている◇
福神漬けに7種類もの野菜が使われているとは、私も初めて知りましたが、お漬物として認識してはいたものの、何の野菜から作られているか考えたことはありますか?
福神漬けは七福神からの名前の由来だと、先ほど言いましたが、それとも関係があります。
7種類の野菜と七福神は以下のようになります。
- しょうが=毘沙門天(びしゃもんてん)
- れんこん=大黒天(だいこくてん)
- きゅうり=福禄寿(ふくろくじゅ)
- なす=布袋尊(ほていそん)
- しそ=弁財天(べんざいてん)
- だいこん=恵比寿天(えびすてん)
- なたまめ=寿老人(じゅろうじん)
福神漬けって1種類の野菜ではなかったという驚愕の事実(笑)
◇なぜ「カレーライス」の脇役に抜擢されたのか?◇
カレーライスだけでは何かもの足りないなら、何も福神漬けでなくとも他のお漬物でも良いと思いませんか?
福神漬けが選ばれた理由とは、七福神との関係も深いことから「神様のような美味しい食べ物」として、これとご飯だけあればおかず要らずで、食費が浮くという「まさしく福の神のようだ」と大好評になったのです。
実際にカレーライスに福神漬けが添えられるようになったのは、大正時代のことで、外国航路客船の一等客船の食堂でカレーライスと一緒に出てきたのが始まりです。
その絶妙な相性が大人気となり、今もこの食べ方が広く愛されています。
でもココだけの話、私はカレーライスには「らっきょう」が好きなんです(爆)
◇「ふくじんづけ」と「ふくしんづけ」◇
私は関西出身なので「ふくしんづけ」と言いますが、関東方面は「ふくじんづけ」と呼びます。
明確な理由は不明ですが、関東と関西で呼び方が違うのはよくあることですね。
関東=おでん、関西=関東煮(かんとだき)
関東=マック、関西=マクド
でも、関西の若い年代には、「おでん」「マック」というように、関東よりになってきています。
私はマックと言えば、パソコンのMacであります(笑)
◇まとめ◇
「福神漬けの日」は七福神のちなんで制定され、7種類の野菜が使われています。
カレーライスの名脇役として抜擢された理由は、外国航路客船の食堂で福神漬けが添えられたことにより、「福の神」として、もてはやされのが始まりと言われています。
カレーライスが誰かも愛される食べ物なので、福神漬けの需要も変わらずずっとあり続けることでしょう。